みなさんの“?”を解決 家づくりの知識

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湿気の移動 

1)湿気はどこからやってくる?

室内の湿気には、屋外で発生して入ってくるものと、室内で発生するものとがあります。
屋外で発生するものとしては、窓から入る外気に含まれる湿気と、床下の地面から上がってくる湿気があります。
窓からの外気の侵入はなかなか防ぐことはできませんが、床下の地面からのものはべた基礎とするか、防湿コンクリートや防湿フィルムを敷設することで防ぐことができます。
室内で発生するものは、生活湿度と呼ばれ主に人体や調理、入浴、暖房などから発生する湿気です。

調理や入浴など一時的に発生する湿気は、換気扇による局所排気が有効です。
暖房では、水蒸気を大量発生させる開放型の機器を使用しないことが非常に効果的です。
開放型の危機とは、石油やガスを燃料としたストーブやファンヒーターです。
気密性が高く換気量の少ない現代の住宅では、これらの暖房機器から発生する湿気が排出しきれず、結露を引き起こす要因となることが多いです。
そのため暖房はFF式など廃棄が屋外にされるものとするか、輻射式のものにすることが結露対策の一つになります。

2)湿気の移動と熱の移動


湿気の移動は「空気の移動を伴って」と「水蒸気量による差を原動力」という2つの現象によって生じます。
一般的に湿気が移動する速さは「空気の移動に伴うもの」のほうが大きくなります。
ただ、とくに内部結露問題を解くときなどについては、「水蒸気量の差(絶対湿度差)」による移動を理解しなければなりません。
水蒸気の分子はとても小さいため、湿気は多くの建築材料を通り抜けて移動します。
こうした現象を「透湿」といいます。
透湿現象が生じるために、壁の中などに内部結露が生じる恐れが出てくるわけです。

材料の種類によって湿気の通しやすさは左右され、材料の種類ごとにそれを示したものは「透湿率(湿気伝導率)」と呼ばれます。
これは熱の通しやすさの指標である「熱伝導率」とよく似ています。

また実際に厚みのある材料について、湿気の通しにくさを示すものとして「透湿抵抗」という数値があります。
「透湿=材料の厚み/透湿率」となり、これは「熱抵抗=材料の厚さ/熱伝導率」とまったく同じかたちになっています。
分子の運動が伝わる熱を水蒸気が材料の中を通過していく透湿は何か違う現象として扱う必要があるような気がしますが。実際には同じような伝わり方をします。
違うのは「熱は温度差を原動力として伝わる」「湿気は絶対温度差を原動力として伝わる」というところです。
このあたりのことを含め、熱と湿気の移動を表す指標は対応していることを表に示しておきました。

熱と湿気の相似性.jpg
このことを理解すれば湿気の移動も楽に理解できると思います。

3)湿気の通しにくさ「透湿抵抗」


伝導という熱移動を数値的に理解するとき、まずは「熱抵抗」を求めたはずです。
それと同じように「透湿」という現象を数値的に理解するときには、まず「透湿抵抗」を求めることになります

なお、不均一な材料や複合材料の場合は、実際の厚みにおける透湿抵抗の数値を見るのが適切です。
接着剤などの影響が大きいからです(熱伝導率にはほとんど影響がない)

拡散による湿気の移動.jpg

代表的な材料の透湿抵抗1.jpg

代表的な材料の透湿抵抗2.jpg

湿気や湿度とはなにか?

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熱や温度とは?

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